すのこタイプのベッドフレームは、選び方を間違えると大変?木材別、正しいすのこベッドフレームの選び方徹底解説!

すのこタイプのベッドフレームも選び方次第で効果が変わるのを知っていますか?


すのこタイプのベッドフレームは、上に置くマットレスの湿気対策として非常に重宝されるアイテムです。

その理由は、

①すのこの隙間が空気の通り道となる
マットレスを隙間のないベッドフレームや床に直接置いた場合、マットレスと接する面に湿気溜まりやすくカビの原因となることが多々あります。一方ですのこタイプのベッドフレームはマットレスと接する面に隙間があるため、湿気の逃げ道となり蒸れるのを防いでくれるのです。

②すのこ自体に吸湿性がある
そもそもが木という素材自体が湿気を吸い取る性質があります。そのため、マットレスに湿気が溜まった際も効率よくすのこが湿気を吸収してくれるのです。

すのこは木の種類を選ぶのが最優先

すのこベッドを選ぶ際何を1番重視するでしょうか?

おそらく「サイズ」「色」「デザイン」「価格」などを重視する人がほとんどでしょう。

しかし、単にすのこと言っても実はいろんな木材の種類があり、それぞれ寝心地や湿気対策の性能も違うのです。すのこの木材の種類まで考える人はなかなかいません。

失敗しないすのこ選びのコツは、用途に応じて適した木材の種類を選ぶことが最も重要なのです。

そこで、すのこの木の種類と選び方を詳しく解説していこうと思います。

現在日本ですのこに使われている主な木の種類は【桐(きり)】【檜(ひのき)】【杉(すぎ)】【パイン材(マツ)】の4種類です。

さっそく見ていきましょう。

1.【桐(きり)】

桐の主な特徴は⓵軽い、⓶湿気に強い、⓷抗菌作用がある、⓸燃えにくいの4つです。

⓵軽い
桐は細かくみると、発泡スチロールのように空洞が多数ある構造となっています。このこの空洞がある分体積も小さく他の木材と比べ最も軽いという特徴があるのです。

⓶湿度の調整機能がある
桐は⓵で述べた細かい空洞が湿気の多い時には水分を吸収し、乾燥しているときには水分を放出して湿度を調整するという機能があります。

高温多湿の日本で昔から伝統的工芸品や歴史的な装飾品などを保管するのに桐の箱が使われてきたのも、湿度を常に一定に保ち中身をカビなどから守り品質を維持できるという理由からなのです。

⓷抗菌作用がある
桐にはタンニン・パウロニン・セサミンといった成分が含まれており、これらの成分はカビや雑菌の発生を抑えるはたらきがあるのです。そのため、常に清潔に保てるだけでなく、子供のアトピー性皮膚炎などの対策もできるのです。

⓸燃えにくい
木は燃えやすいというイメージがあると思いますが、実は桐は非常に熱伝導率が低く、燃え始める着火点はなんと425℃と言われています。そのため非常に燃えにくい木なのです。

仮に燃えたとしても表面が炭化し黒くなる程度で深部まで燃えるには相当な時間がかかります。

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この燃えにくさゆえに、桐は金庫の内部に使用されることも多いのです。

2.【檜(ひのき)】

ひのきの高級木材の筆頭として広く知られていますが、主な特徴は、⓵耐久性が高い、⓶湿気に強い、⓷燃えにくい、⓸抗菌作用がある、⓹リラックス効果がある、⓺滑らかで美しいの6つです。

⓵耐久性が高い
ひのきの最大の特徴は何と言っても耐久性の高さです。その耐久性は世界最高とまで言われています。

ひのきは伐採されてからなんと200年程強さを増すというのです。またその後も1000年以上経っても伐採時の強度と同程度を維持できる言うから驚きです。

また、その強さも持ちながら非常に柔らかく加工もしやすいことから、太古の昔から日本では建築材として用いられており、世界遺産である法隆寺もひのきで建てられているのです。現に建設されておよそ1300年以上経ちますが、今もなお衰えず圧倒的な存在感を放っていることからもその耐久性の高さが伺えます。

⓶湿気に強い
ひのきも桐と同様、細かい空洞が密集した構造となっており、非常に湿気に強いという特徴があります。梅雨時期など湿気が多いときは水分を吸収し、真冬の乾燥し湿気が少ないときは水分を放出し湿度を調整する機能があるのです。

この吸湿性と放湿性の高さから、温泉などの浴槽などにも多数用いられています。ひのき風呂なんていう言葉はよく耳にしますよね?

⓷燃えにくい
ひのきもまた発火点が非常に高く250℃を超えます。桐ほどではありませんが、かなりの耐熱性を誇ります。

⓸抗菌作用がある

ひのきには、木材不朽菌の繁殖を抑えるヒノキチオールという成分が含まれています。またこのヒノキチオールは、カビ類や院内感染などの原因となる病原菌などにも強い抗菌性を示すため、常に安全で腐りにくいのです。

⓹リラックス効果がある
ひのきは香りが良いことでもよく知られています。このひのきの香りは非常にリラックス効果が高く、まるで森林浴をしているかのような効果を発揮するのです。

⓺滑らかで美しい
ひのきは、滑らかで非常に肌触りもよく、見た目も光沢が美しいのも特徴です。また使えば使うほど味が出てくるのも高級木材と言われる理由の1つでしょう。

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3.【杉(すぎ)】

杉の主な特徴は、⓵湿気に強い、⓶燃えにくい、⓷価格が安いの3つです。

⓵湿気に強い
杉もまた構造上空洞が多数あります。桐やひのきほどではないですが、吸湿性に優れ、湿気が多いときには水分を吸収し、湿気が少ないときには水分を放出する調湿機能も備わっているのです。

そのため杉も温泉の浴槽に用いられることはよくあります。

⓶燃えにくい
杉も非常に熱伝導性が低く、発火点も桐、ひのきに次ぐ240℃という高さを誇ります。そのため、多少のことでは燃えるということはありません。

⓷価格が安い
杉の1番の特徴は、価格が安いというところでしょう。杉は日本で最も植林されている木であり成長も早いため、非常に手に入りやすく安価で購入できるのです。

湿気対策や耐久性も比較的高く、安価で手に入るため他の木材と比べ最もコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。

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.【パイン材マツ

パイン材は欧州や北米が産地で、マツの木から切り出された木材です。イエローパイン・ホワイトパイン・ポンデロッサパインなど様々な種類があり、欧風住宅などによく用いられ、オシャレなイメージが定着しています。

主な特徴は、⓵柔らかく加工しやすい、⓶価格が安い、⓷リラックス効果があるの3つです。

⓵柔らかく加工しやすい
パイン材は非常に柔らかく、加工しやすいのが特徴です。また、塗装との相性も良く色が綺麗に馴染むのもメリットです。

湿気対策や耐久性も比較的高く、安価で手に入るため他の木材と比べ最もコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。

そのためホームセンターなどでも多く販売されており、今流行りのDIYでも非常に用いられやすい木材なので、自分の好みの大きさ、形、デザインに加工できるのも魅力の1つです。

⓶価格が安い
パイン材は、主に欧州や北米からの輸入品が多いため非常に安価で購入することができます。

⓷リラックス効果がある
パイン材は、針葉樹林特有の良い香りがしてリラックス効果があります。これもまたひのきに次ぐメリットと言えるでしょう。

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それぞれこのような特徴があり、木材によってメリットやデメリットが異なります。すのこベットを選ぶ際はこれらを考慮して選ばなければなりません。

以下特徴がわかりやすいようにランキング形式にしてみましたので参考にしてみて下さい。

木材の特徴別ランキング

湿気対策
:【同率1位】ひのき【3位】杉

耐久性
:【1位】ひのき【2位】杉【3位】桐

耐熱性
:【1位】【2位】ひのき【3位】杉

重量(軽さ)
:【1位】【2位】パイン材【3位】杉

見た目の良さ
:【同率1位】パイン材ひのき【同率3位】桐、杉

加工のしやすさ
:【1位】パイン材【2位】ひのき【同率3位】桐

リラックス効果
:【1位】ひのき【2位】パイン材【同率3位】桐、杉

価格(安さ)
:【1位】【同率2位】桐、パイン材【3位】ひのき

まとめ

これまで述べてきた木材の種類と特徴をもとに、結局どの木材を使ったすのこベッドがオススメなのかをまとめたいと思います。

湿気対策を重視するなら…

調湿機能に優れた【桐】もしくは【ひのき】がおすすめです。

さらに桐とひのきで迷った際、もし予算に余裕があるならば、高級感があり耐久性もダントツのひのき

細身の女性やお年寄りが迷っているなら、負担がかからぬようトップの軽さを誇るが断然おすすめです。

リラックス効果を重視するなら…

リラックス効果がある【ひのき】もしくは【パイン材】がおすすめです。また同じく、

予算に余裕があるならひのき、余裕が無いならパイン材という選び方で十分です。

デザインや色を重視するなら…

柔らかく加工しやすい、また塗装との相性もいい【パイン材】がダントツでおすすめです。

価格をできるだけ抑えたいなら…

価格が安く、性能のバランスもいい【杉】が最もおすすめです。

このように自分の目的に応じて、それぞれどの木材が最も適しているのかを考えて選ぶようにすると、失敗せずに済むかと思います。

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