モットンが寝ていて暑く感じる原因とその対策
腰痛対策マットレス【モットン】は文字通り腰痛改善効果が高いとされるものでもトップレベルの評価と売り上げを誇るマットレスです。
腰痛対策マットレスというだけあって非常に寝心地が良く、日にちを重ねる毎に
・起床時に体を動かしやすくなった
・腰を痛めにくくなった
など効果を実感している声が口コミでも多く見られます。
しかし、冬や春の時期に購入したときは快適に寝れていたのに、
・熱がこもる気がする
など、季節のせいなのか、それともモットン自体に問題があるのか、非常に暑さを感じるという声も多くみられるのも事実です。
モットンが夏場に暑く感じる原因とは?
考えられる理由としては、大きく分けて
・マットレスに溜まる熱や湿気によるもの
の2つがあります。
基本的には、この2つの対策ができれば大半の暑苦しさは解消されます。詳しくみていきましょう。
外からの輻射熱による暑さ
夏場にモットンが暑苦しく感じる理由の1つは、外からの※輻射熱により部屋自体に熱がこもってしまうことです。
※輻射熱とは、遠赤外線の熱線によって直接伝わる熱のことです。つまり、暖房や石油ストーブなどのように空気を介して熱が伝わるのではなく、その間の空気その他の気体の存在に関係なく、 直接電磁波の形で熱が伝わることをいいます。
基本的には、輻射熱は太陽光の赤外線によるものをいいます。夏場の日中はとくに日差しが強く、天井や壁に熱が蓄えられます。そこから夜になり部屋の中へ熱が伝わりどんどん溜まっていくことで暑くなるのです。
マットレスに溜まる熱や湿気による暑さ
モットンが暑苦しく感じるもう一つの理由は、自分の体温や汗などによる熱や湿気がマットレスに溜まってしまうことです。
マットレスに熱や湿気が溜まる要因として、モットンの体圧分散性が高いという点があげられます。
どういうことかというと、
モットンは体圧分散性に優れているため、体圧が大きいお尻の部分は深く沈み込み、その他の体圧が小さい部分は浅く沈み込むようになっているので、
このように肩から足まで全身がマットレスの面にピタッと密着するようなかたちになります。
寝返りが打ちやすく、腰にはこの体圧分散性は非常に良い効果をもたらすのですが、このようにマットレスとの間に隙間ができずに熱がこもってしまうと暑く感じてしまうのです。
モットンに限って暑く感じるのか?
では、モットンだから暑く感じてしまうのでしょうか?
…
いいえ、そんなことはありません。
むしろ、「モットン」のような高反発マットレスとテンピュール、トゥルースリーパーのような低反発マットレスを比べてみると、低反発マットレスの方が暑く感じるという意見の方が圧倒的に多く見受けられました。
低反発マットレスの方が寝たときに体が沈み込む度合いも大きく、包み込まれるようなかたちになるため、より熱がこもり暑く感じるのです。
また、低反発マットレスのウレタンフォームは通気性、通水性が良くないものが多く、睡眠中の汗が発散しづらく蒸れてしまうのも原因の1つでしょう。
つまり、「モットン」の高反発ウレタンフォームは夏場に暑く感じるといっても、通気性、通水性に優れ、体も沈み込みすぎないため、低反発マットレスに比べると暑さを感じる度合はさほど高くはないということが言えるのです。
どうしても暑く感じる人のための対策
低反発マットレスと比べるとそれほど暑くないと言えども、結局暑いことには変わりないんでしょ?という方のために、対策していただきたいと思います。
輻射熱による暑さ対策
まずは、最初に述べた外からくる輻射熱の対策をしましょう。部屋の暑さの根源となる部分の対策なので、簡単ですが非常に大切です。
①ベッドを壁から離す
外からの輻射熱は壁や天井に蓄えられ、そこから熱が伝わってきます。普通ベッドは壁側にくっつけて配置している人が多いでしょう。しかし、ベッドが壁側に密着していると壁からの輻射熱を直接受けてしまうので、熱を感じやすくなるのです。
対策としては簡単で、ベッドを壁から離すだけです。壁からの距離があればあるほど輻射熱の影響は受けにくくなるのです。
ただ、さすがに部屋のど真ん中にベッドを置くわけにはいきませんが、50cmは壁とのスペースを空けておくと良いでしょう。
②冷房や扇風機で冷やすのは壁や天井が優先
暑くて寝苦しいと、どうしても冷房や扇風機の風を自分めがけて当てがちです。しかし、実は冷房や扇風機を使うときは壁や天井を冷やすことの方が重要なのです。
方法としては、冷房の場合24~26度とやや低めに設定し、強〜急風で寝る前の1~2時間ほど壁と天井を中心に冷やすと良いでしょう。エアコンの風よけカバーなどがあるとより効果的です。
壁や天井がしっかり冷やされ、寝るときは設定温度27~28度に上げて弱風で3時間くらいのタイマーでも十分寝ることができます。一晩中つけっぱなしにならないため、電気代の節約にもなるので一石二鳥です。
マットレスに溜まる熱と湿気対策
モットンが暑く感じる1番の原因は、やはりマットレスに溜まる熱や湿気が取り除けていないところです。
これを解消することが快適に寝るために最も重要となります。
①モットンの下にすのこを使用する
モットンを使用するパターンによっても変わりますが、
・モットンをベッドフレームに置くならすのこベッド
を使用するのがオススメです。
睡眠時に熱がこもるように感じるのは、フローリングだと熱や湿気の逃げ道がなくなってしまい、マットレスとの接地面に熱や湿気が溜まってしまうので、下にすのこを敷いて熱や湿気の逃げ道を作ってあげることでこもりくくすることができるのです。
②専用の除湿シートを使用する
モットンの場合、専用の【モットン除湿シート】を下に敷くことですのこ同様に溜まりがちな熱や湿気を取り除いてくれるので常にサラサラな感触を体感することができます。
これは手入れも簡単ですし、モットンを畳の上に直置きする人でも、畳を傷つけることなく湿気対策できるので非常にオススメです。
もちろん、すのこと併用すればさらGOODです。
③温度調節機能付き敷きパッドを使用する
モットンの上にも温度を自動的に調節する機能がある素材の敷きパッドを使用するとさらに快適になります。
とくにアウトラストという特殊な素材を使用しているものがオススメです。これは、あのNASAのために開発された素材で、上に敷くだけで快適な皮膚表面温度とされる約31℃~33℃に自動的に調節してくれます。
④接触冷感素材敷きパッドは注意が必要
暑いときは、触れると冷んやり気持ちいい接触冷感素材の敷きパッドを使用する人も多いです。
しかし、念頭においていただきたいのが、この接触冷感素材とは触れた瞬間冷たく感じる素材のことをいいます。つまり、最初に触れた瞬間は冷たく感じますが、その数分後には冷たさはあまり感じられなくなるのです。また、冷たく感じるものほど化学繊維を使用していることが多いのですが、化学繊維は吸湿性や通気性があまり良くないので、寝始めて時間が経つと逆に蒸れやすくなってしまうのです。
ちなみにジェル素材も同じことが言えます。こちらも冷たく感じるのは最初だけです。しばらくすると、自分の体温によりジェル自体が生温かくなります。また、ジェルを保護する素材にビニール素材が使われているものが多いので、吸湿性や通気性が非常に悪く結局蒸れて寝苦しくなるという事態になりかねません。
もし接触冷感素材の敷きパッドを選ぶなら、冷たさを優先した化学繊維100%のものではなく、吸湿性や通気性も考慮し、天然繊維もバランスよく配合されたものを選ぶ方が冷たさが長続きするのでオススメです。
そこで私がオススメするのは、mofua cool(モフアクール)という接触冷感敷きパッドです。この敷きパッドは、冷たさを感じる指標である※Q-Max値が0.38を超え、非常に接触冷感度が高く、それでいて先ほど述べたハイテク調温素材のアウトラストも使用されています。さらに通気性もよく水洗いも可能。防ダニ・抗菌加工も施されているので常に清潔に寝ることができます。
※Q-Max値とは、体が接触した際にどれだけ冷たく感じるかを表す指標のこと。この数値が高いほど冷たく感じ、数値が0.2を超えると接触冷感効果が、あるとされており0.4を超えるとはっきりと冷たさを感じる数値と言えます。
まとめ
モットンが暑く感じてしまう原因は、
・マットレスに溜まる熱と湿気
が大部分を占めている。
【外からの輻射熱による暑さ対策2つ】
②冷房や扇風機で冷やすのは風は壁や天井
【マットレスに溜まる熱や湿気による暑さ対策3つ】
④モットン専用の除湿シートを使用する
⑤温度調節機能付き敷きパッド(接触冷感もあればさらにGOOD)
以上の5つができれば大半の暑苦しさは解消されますのでぜひ参考にしてみてください。
モットンはあくまでも腰痛を改善するためのマットレスです。腰痛対策を最優先に考えるのであればトップクラスの性能です。その性能を最大限に発揮するためにやや欠点とも言える夏場の暑さの対策は非常に重要なので、しっかり対策をとっておきましょう。
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