モットンは裏表を入れ替えて交互に使った方がいいのか?
マットレスやベッドで寝る際、できるだけ長持ちさせるために定期的に裏表を入れ替えて使っている方もいるかと思います。
一般的に、裏表の両面が同じ造りになっているマットレスやベッドは、両面を入れ替えながら交互に使った方が長持ちします。両面を交互に使うことで同じ面に圧がかかり過ぎないようにするとヘタりにくくなるからです。
モットンも両面が全く同じ造りになっていますので、裏表をひっくり返して使うことができます。同じように両面使っていくと長持ちするのか、気になるところだと思います。
基本的に「モットン」は両面使う必要はない
圧倒的な耐久性
基本的にモットンはこまめに裏表を入れ替えるという作業は必要ありません。その理由は、モットンは非常に耐久性に優れているからです。
1分間に60回厚みが半分になるように圧迫する耐久試験を8万回も行った結果、木綿や低反発ウレタン等その他の素材では歪み率がおよそ30〜40%と3分の1以上も歪んだのに対し、「モットン」の歪み率は4%未満と圧倒的な結果を打ち立てました。
つまり、1日の適正な寝返り回数が20回程度ということを考えると1年間で7300回(20回×365日=7300回)、11年で80300回(7300回×11年=80300回)となるので、単純計算で約11年は片面のまま使っても4%も歪まないということになります。
信憑性の高い密度表記
またモットンの場合、さらに素材の密度表記があります。数値は耐久性が高いとされる目安の30Dを超えていますので、かなり優秀な素材であることがわかります。
密度は、低いほどスカスカのウレタンで、上からの圧力がかかり続けると変形したまま戻らなくなります。これをいわゆる「へたる」と言います。この第三者機関による密度試験の結果の表記があるマットレスはより信憑性の高いマットレスと言えるでしょう。
この圧倒的な耐久性、密度の高さにより基本的にはわざわざこまめに裏表を入れ替えて両面使わなくても長持ちすることができるというわけです。これは、モットン使う上での大きなメリットの1つと言えます。
めんどくさがりの方や高齢でひっくり返すのが困難な方でも10年以上は性能を落とすことなく使用できるのは助かりますね。
日々のお手入れもほとんど必要なし
通常のマットレスは、定期的に裏表を入れ替えるだけでなくカビ対策としてこまめに洗ったり干したりしなければなりません。これも面倒な作業の1つです。
抜群の通気性
モットンの場合、湿気を上から下へ流す特殊な構造をした高反発ウレタンフォームを使用しているためかなり通気性に優れています。
そのため、頻繁に干したりしなくてもそう簡単にはカビは発生しません。
ただ、モットンをフローリングや畳の上に直接置く場合、上から下に流れた湿気の逃げ道がなくなり底面に集中して湿気が溜まってしまいます。そうするとそこにカビが発生してしまう恐れがあるので注意が必要です。
ですが、少し工夫を加えるだけでほとんど手入れいらずにすることができます。
モットンの下にはすのこがベスト
モットンの底面に集中して湿気が溜まるのを防ぐには下に流れた湿気の逃げ道を作ってあげることです。
その対策として、有効なのが下にすのこを使用することです。
・モットンをベッドで使うならすのこタイプベッドフレームに、
・フローリングの上で使うなら床敷きすのこ
を使うと湿気の逃げ道が確保できカビの発生を防ぐことができます。
専用の除湿シートでさらに手入れいらず
「モットン」には専用のモットン除湿シートがあります。
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この除湿シートを下に敷くだけで、先程述べた底面に溜まりやすい湿気を確実に吸い取ってくれるのでさらにカビ対策が万全となります。すのこと併用すればほとんど手入れが必要なくなるので、私のような面倒くさがりでも長く清潔に使えるのです。
また、畳の上に直接モットンを置く場所はすのこが使いづらいためこの除湿シートが有効になります。
もちろん裏表をこまめに入れ替えると最大限に長持ち
これまで述べたようにモットンはほとんど手入れいらずで長く使えるのですが、もちろん2週間に1度程度裏表、上下を入れ替えローテーションさせて使うと最大限に長持ちさせることができるのは間違いありません。もし、ローテーションが手間になると思わない人は、ぜひ実践してください。
公式サイトでもこのローテーションは長持ちさせる方法として表記されています。
ただ、私もそうなのですが実際にローテーションを実践してみると、「次は裏にするんだっけ?上下入れ替えるんだっけ?」というようにローテーションさせる順番を忘れてしまうことが多々あります。
そのようなときは、両面の隅に数字やABCなどの順序を書いておいて、この数字が左上に来るように順番にローテーションさせると次にどの向きなのかを忘れずにすみますのでオススメです。
まとめ
モットンは、
②耐久性の高さを裏付ける密度の高さ
があるため、基本的に裏表を入れ替えるローテーションを定期的にする必要はない。
さらに、
通気性が高かく、カビが発生しにくいため手入れも頻繁にする必要はない。
②モットン除湿シート
をモットンの下に敷くと湿気の滞りもなくなりさらに手入れいらずにすることができる
ただ、ローテーションを行うとさらに長持ちするのは間違いないため余裕があれば実践するとよりGOOD!
いかがでしょうか?
とにかくモットンは腰痛を改善させるためにはなくてはならないマットレスだと思います。それでいて、手入れの手間はほとんどかからないため面倒くさがりな人にも非常にオススメです。
是非参考にされてみて下さい。
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