西川エアーマットレスとマニフレックスではどちらが優れたマットレスなのでしょうか?
西川エアーマットレスは、雑誌などでも取り上げられている腰痛対策にもなるマットレスで、メジャーリーグの田中将大投手や日本サッカー界のレジェンドキングカズこと三浦知良選手、サッカーブラジル代表のネイマール選手、ゴルフでは、全米ツアーで活躍中の松山英樹選手などの名だたる世界のトップアスリートが愛用していることから、知名度も人気も上位にランキングされる高反発マットレスです。
マニフレックスも負けず劣らずで、サッカー日本代表の香川真司選手やメジャーリーグの前田健太投手などが愛用している非常に人気と知名度が高い高反発マットレスです。
どちらもトップアスリートが愛用しているだけあって、性能の良さを期待してしまいます。どちらを選べばいいのか迷ってしまう2つのマットレスを後悔せずに選ぶために、細かく項目を分けて徹底的に比較していこうと思います。
1.【種類】
〈西川エアー〉
西川エアーマットレスは、5種類のシリーズから自分に合ったものを選ぶことができます。
また、硬さもベーシックとハードの2種類から選ぶことができます。
さらに、厚さも通常のマットレスタイプと分厚いベッドマットレスタイプの2種類から選ぶことができます。
〈マニフレックス〉
マニフレックスは大きく分けて3つの形態があり、それぞれ多数の種類があります。西川エアーより圧倒的に多くの種類がありますので、より細かく個人の目的、好みに合わせて選ぶことができるでしょう。
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2.【サイズ】
〈西川エアー〉
シングル、セミダブル、ダブルサイズの3種類から選ぶことができます。
また、シングルサイズの価格そのままで、幅をコンパクトに80cm、90cmサイズで注文することもできます。
さらに、長身の人のために追加で長くするパーツも揃えてあります。
〈マニフレックス 〉
マニフレックスはセミシングル、シングル、セミダブル、ダブル、クイーンサイズの5種類から選ぶことができます。
長さも西川エアーと同じく全て195cmです。
西川エアーは追加パーツで長さを補える柔軟性、マニフレックスは元からのサイズの種類の多さでそれぞれメリットがあります。
3.【価格】
〈西川エアー〉
種類が多数あり全て雲のやすらぎと比較するのは難しいため、以下比較的雲のやすらぎに近いエアー01のベッドマットレスタイプと比較していきます。
〈マニフレックス 〉
マニフレックスも多数の種類があるため、以下最も人気で標準的なモデル246と比較していきます。
価格は一目瞭然です。シングルサイズで20,000円以上もの差がありますので単純に考えてマニフレックスの方が手が届きやすいマットレスと言えます。
4.【厚さ】
〈西川エアー〉
14cm
身体支えるのには十分な14cmもの厚みがありますので、底付き感は全くありません。
〈マニフレックス 〉
16cm
マニフレックス独自の高反発芯材であるエリオセルをふんだんに14cmも使用し、側地と合わせて16cmもの厚さで確実に身体を支えます。
5.【重さ】
〈西川エアー〉
〈マニフレックス〉
マニフレックスはベッドマットレス専用なので非常に重いです。西川エアーの方がシングルで約3Kgも軽くなっています。
6.【硬さ】
〈西川エアー〉
ベーシック:100N
ハード :120N
〈マニフレックス〉
170N
効率の良い睡眠をとるには、自分の体重に合った硬さを選ぶ必要があります。
目安としては、
45kg以下 100N
46kg〜80kg 140N
81kg以上 170N
なので、西川エアーは、100Nもしくは120Nです。どちらかというと体重がやや軽めの人向けというところでしょうか。一方で170Nあるマニフレックスは比較的体格のいい男性に適した硬さであるということが言えるでしょう。
7.【製造】
〈西川エアー〉
安心・安全の日本製
〈マニフレックス〉
贅沢な気分になるイタリア製
西川エアーは、日本で製造販売されている完全日本製です。1つ1つ1つ丁寧に作られていますので安心して使えるでしょう。
マニフレックスは、「オコテックス(Oko-Tex)スタンダード100」認定の製品です。
オコテックス・スタンダード100とは、繊維素材が人体にも自然にも無毒でアレルギーのレベルも低いということを証明する国際規格で、ヨーロッパではその基準の高さも良く知られており、信憑性の高いライセンスです。
そのため、間違いなく安心して寝ることができるでしょう。
8.【入手方法】
〈西川エアー〉
ネット販売
店舗販売
〈マニフレックス〉
ネット販売
店舗販売
西川エアーは、ネット販売はもちろん、なんと全国47都道府県のすべてで店舗販売されています。そのためどこにお住いの方でも販売店に足を運びやすく、直接寝心地を確かめてから購入できるので、納得して購入することができるでしょう。詳しい店舗はこちらより検索されてみてください。
一方、マニフレックスもネット販売に加え、全国35の都道府県に約130店舗ものマニランドと呼ばれる認定取扱い店が出店してありますので、実際に自分でマットレスの寝心地を試すことができます。また、そこには特別研修プログラムを修了した、製品説明及びカウンセリングの出来る専門スタッフ「マスター販売員」が常駐していますので、より的確なアドバイス受けることがてき、より納得して購入することができます。
詳しくはこちらをご覧ください
9.【品質保証と返品保証】
〈西川エアー〉
初期不良のみ保証対象
〈マニフレックス〉
品質保証12年
返品保証なし
西川エアーは、保証が初期不良のみとなっています。これは西川エアーの大きな欠点の1つと言えるでしょう。
一方、マニフレックスは品質保証が12年もついています。これはあくまでも芯材の変形したときに対する保証ですので注意が必要ですが、12年という年数は品質に自信がある証拠でしょう。
10.【耐久性】
〈西川エアー〉
具体的な記載はなし
〈マニフレックス 〉
10年以上
マニフレックスは、ドイツの工業規格LGA-GERMANYの認定も受けています。
厚みが半分に圧縮されるようにプレスし、その工程を8万回繰り返した結果、厚みの低下率が2.5%(LGA基準の5%以下)、弾性の低下率9%以下(LGA基準の30%以下)という驚きの結果を出しています。計算上10年以上使っても2.5%も凹まないということなのです。
11.【通気性】
〈西川エアー〉
西川エアーには、ウレタンの通気性を促進する70個の通気孔が設けてあり、通気性が良いのが特徴です。
〈マニフレックス〉
芯材エリオセルはオープンセル分子構造という特殊な構造のため、空気や水を呼吸するよう吸収してくれるため、睡眠時の汗を吸ってそれを発散させてくれます。
どちらも高い通気性があり、夏の暑い時期でも快適に寝ることができます。通気性に関しては甲乙つけがたいです。
12.【カビ対策】
〈西川エアー〉
通気性は優れていますが、全く発生しないわけではありません。マットレス自体を洗うことはできませんので、床に敷きっぱなしにしていたりするともちろん湿気は溜まってしまいます。そのため、お手入れとして定期的に部屋の中の風通しの良い場所に立て掛けたり、専用のドライシートもありますので、それをマットレスの下に敷いたりして対策をとる必要があるでしょう。
〈マニフレックス 〉
こちらも通気性は優れていますが、放っておくとカビが生えることもあります。また、芯材のエリオセルは洗うことができないので、こまめに風通しの良いところに立て掛けたり、専用の除湿シート「マニシート・ネオ」を使用したりしてカビ対策をする必要があります。詳しくはこちら
13.【ダニ対策】
〈西川エアー〉
ダニはカビと違い湿気対策だけではなく、50℃以上に熱してしっかり死滅させる必要があります。西川エアーは熱にも強く布団乾燥機で熱しても問題ないため、しっかりとダニ対策ができます。
〈マニフレックス〉
マニフレックスも、外部会社のバイエル社にて「アクチガード加工」を側地素材に施していますので、公的に認められたダニ防止、抗アレルギー加工品です。これは通常のマットレスであまりみられないことです。
また、芯材のエリオセルは
というように耐熱性に優れ、布団乾燥機の熱にも耐えることができるので、ダニを完全に死滅させることができるのです。
効果的なダニの除去方法はこちら
14.【寝心地】
〈西川エアー〉
西川エアーのベッドマットレスタイプは厚さは約14cmあります。また100〜120Nという高反発の中では比較的柔らかめの硬さなので、体重軽めの人や女性でも身体をふわっと優しく包み込んでくれますので非常に寝心地がいいです。
〈マニフレックス〉
マニフレックスも、16cmの厚さがあり、170Nという高い反発力で体格の良いアスリートや体重が重めの人でもしっかり身体を支えると同時にふわっと包み込まれる寝心地です。
どちらも寝心地の良さはいいですが、多少体格の差によって好みが分かれるかと思います。
15.【収納・持ち運びのしやすさ】
〈西川エアー〉
西川エアーのベッドマットレスタイプは折りたたむより、くるくると丸める方法が、採用されています。そのため立て掛けはしやすいですが、収納となるとかなりスペースが必要となるでしょう。また、シングルで9Kg近くの重さがありますので、持ち運びやすいとはなかなか言えません。
〈マニフレックス 〉
マニフレックスは、ベッドマットレス専用なので非常に重く、シングルでも12Kgもの重さがあります。そのため収納はもちろん持ち運ぶということもあまりする機会はなく、湿気対策として、たまに立て掛ける程度となるでしょう。
16.【使い勝手】
〈西川エアー〉
ベッドマットレスタイプに絞って考えると、14cmの厚さもあるので、単体で床や畳の上に直接敷いて使用することもできますし、既存の寝具の上にオーバーレイ仕様とすることもできます。
〈マニフレックス〉
何度も述べている通り、比較しているマニフレックスのモデル246はベッドマットレス専用なので使い勝手がいいとは言えません。
17.【腰痛対策】
〈西川エアー〉
・血流を維持しやすく、寝返りもしやすい
腰痛の大きな要因として、血流の不足がありますが、西川エアーは特殊な立体波型凹凸構造をしており、身体を点で支えるため適度な血流が滞りにくいのに加え、適度な反発力も兼ね備えているので非常に寝返りがしやすく血流を常に一定に保ち、血流不足による筋肉の硬直を防ぐことができます。
・優れた体圧分散性
通常、一般的なマットレスで寝ると重心の大きい肩周りや腰周りに圧力がかかってしまい、長時間その状態が続くと負担が大きくなり腰痛の原因となります。
図からも分かるよう腰への負担が減っているのが分かります。このように全身の体圧をバランスよく分散してくれているので、常に腰の負担を減らし、正しい姿勢で寝ることができるのです。
〈マニフレックス〉
高い反発力による寝返りのしやすさ
芯材エリオセルの高い反発力により寝返りをしてもすぐに押し上げる力が働くので、非常に寝返りがしやすく血流の促進にもつながります。
体圧分散も優れている
芯材エリオセルは体圧をバランスよく分散させて押し上げ、背骨や腰部のカーブに自然に合わさるようになっています。図を見ても西川エアーに劣らず、しっかり体圧を分散しているのがわかります。
どちらも腰痛対策は、しっかり備わっていますが、2つの差としては適応する体格層の差です。6の硬さの項目でも述べたように、西川エアーは比較的体重が軽めの人に適しているのに対し、マニフレックスは比較的体格の良いアスリートや男性層に最も適しているので、使用される人の体格によって効果も好みも分かれるでしょう。
《まとめ》
○の数は6対3でマニフレックスの勝利となりました。
寝心地や腰痛対策は、体重が軽めの人は西川エアー、体格がいい男性などはマニフレックスを選ぶと良さそうです。
また、持ち運びのしやすさなどは西川エアーが勝りますが、種類の多さやコストパフォーマンスの高さ、耐久性の高さはマニフレックスが圧倒的に勝っています。
結果、総合的にはマニフレックスの方が優れたマットレスだと言えると思います。
これはあくまでも私個人の意見ですが、もし迷っているならマニフレックスをオススメします!
参考になれば幸いです。
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