マットレスをフローリングや畳の上に直接敷いて使うならこれ!
最も適したマットレスとは?
間取り1Kの一人暮らしや和室に寝室としている方は、ベッドを置くとスペースを取ってしまい部屋が狭くなるため、直接フローリングや畳の上に布団やマットレスを敷いて使うことが多いかと思います。
そのような場合は、簡単にたためるものを選ばなければなりません。
そこで選ぶなら、断然三つ折りタイプのマットレスがオススメです。
その理由は、
・折り畳みやすい
・持ち運びがしやすい
・押入れにしまえなくても立て掛けることができる
といったメリットがあるからです。
普通の布団でも折り畳むことはできますが、持ち運びもしにくく、立て掛けることができないため毎回毎回押入れにしまわなければ、結局場所を取ってしまうことになるのです。
三つ折りマットレスを選ぶなら、ダントツで【マニフレックス】の三つ折りモデルがオススメです。
【特徴】
独自開発の高反発フォーム「エリオセル」
「マニフレックス」は独自開発の次世代高反発フォームであるエリオセルが全種類にしようされています。
このエリオセルは硬さのバランスを考えて作られ、弾力性と復元性の両方を兼ね備えています。通常反発力や復元性を出すにはスプリング使用しなければなりませんが、スプリングはやはり長期間使うことでへたりやすいデメリットがあります。
ですが、「マニフレックス」では長年の研究の末スプリングを使用せずに反発力や復元性を出すことに成功したのです。
高反発のフォームであるため、気温によって変化することがなく、季節に関係なく1年を通して使用感を変えずに利用することが可能で、体圧もバランスよく分散してくれるため体への負担も軽減してくれるのです。
また通気性も非常に優れています。
通常のポリウレタンフォームは、空気や水が通り難い通気性の悪い性質になっており、蒸れやすい特徴があります。
ところが、エリオセルはオープンセル分子構造という特殊な構造のため、空気や水を呼吸するよう吸収してくれるため、睡眠時の汗を吸ってそれを発散させてくれます。そのため通気性が高いのはもちろんですが、空気も一緒に含んでくれるため冬は暖かくして寝ることもできるのです。
エリオセルが及ぼすメリットは以下の通りです。
1. 体圧を分散してくれると同時に、しっかりと身体を支えてくれる
「高反発」と聞いてものすごく硬いイメージが湧くかもしれませんが、そんなことは全くありません。表面の手触りは柔らかくイメージとは全然違います。なおかつ「低反発」に比べ押し返す力が働くため、フィット感があるにもかかわらず、体圧が大きい腰からお尻まわりが沈み込みすぎず、バランスよく身体を支えてくれ、理想の姿勢を常に保つことが可能です。
2. 寝返りのしやすさ
「高反発」はしっかり体を押し返してくれるので非常に寝返りが打ちやすく、無駄がなく効率のいい寝返りができ、本来すべき適正の回数の寝返りをうつことができます。姿勢が長時間とどまることを防ぎ、睡眠時の血流を正常に保つことができます。
3.優れた耐久性
「マニフレックス」はドイツの工業規格LGA-GERMANYの認定も受けています。
厚みが半分に圧縮されるようにプレスし、その工程を8万回繰り返した結果、厚みの低下率が2.5%(LGA基準の5%以下)、弾性の低下率9%以下(LGA基準の30%以下)という圧倒的な結果を出しています。
さらに返品はできないものの、最大15年の長期保証付きで、これもまた自信のあらわれです。
これほどにまで長い保証期間設けているものはわたしは他に知りません。つまり、より長い間性能を落とすことなく寝ることができるのです。
以上のような優れた特徴により、マニフレックスは非常にオススメなのです。
三つ折りモデルを全種類解説
メッシュ・ウィング
マニフレックスの中で最も人気の高いスタンダードな三つ折りマットレスです。また、イタリアのマニフレックス社が日本人の生活スタイルに合わせて開発した国内限定モデルです。
芯材には、高反発フォームのエリオセルが11cm使われており、しっかりと体を支え、かつ体圧を分散してくれます。
側生地には名前の通り、通気性に優れたサーキュレーションメッシュを採用しており、蒸れにくい快適な寝心地が期待できます。
また、側地は取り外して洗濯することができるので、常に清潔に保つことごできます。
芯材のエリオセルは耐久性に優れていますので、10年の長期保証も付いています。
サイズ
※色はミッドブルー、ミッドグレーの2色から選ぶことができます。
価格
評価
シングルの価格が3万円前後で、マニフレックスの性能、ブランド力を考慮すると非常に手の届きやすい価格となっています。
また、多機能マットレスなので、寝るとき以外は部屋を広く使いたい方、間取りが狭い学生や一人暮らしの方などにはかなりオススメです。
イル・マーレウィング
三つ折りマットレス中でも最近出た比較的新しいモデルのマットレスです。芯材には、エリオセル6cmと、エリオセルより反発力をやや抑えたエリオセルソフト5cmを波型に貼り合わせた「波型2層構造」となっているマットレスです。これにより、体にかかる圧力を放射状に分散してくれます。
どちらを上面にして使うかで、2パターンの寝心地を体感できます。
また、全部の面を硬い面にしたり、腰の部分だけを硬い面にしたり自分の体に合うようにカスタマイズできるのもこのマットレスの特徴です。
側生地は、ストレッチ性と通気性に富んだ膨れ織のジャカード生地を採用していますので、常にベタつかず蒸れにくい快適な寝心地が期待できます。
また、この側生地も取り外して洗濯することができます。
耐久性もよく、10年の長期保証が付いています。
サイズ
※色は、スカイブルー、ベージュの2色から選ぶことができます。
価格
評価
2種類の芯材がそれぞれ同程度の厚さで使用されていますので、エリオセルの面を上にすると体重が重めの方、エリオセルソフトの面を上にすると体重の軽い方でも気持ちのいい寝心地や腰痛改善効果が期待できます。
裏表を自由にカスタマイズもできますし、自分がどの硬さが合っているのか分からず迷っているという方はこのモデルを選ぶと間違いないと思います。
メッシュ・ウィングレオナルド
簡単に言うと、メッシュ・ウィングの正式な上位版です。芯材は基本のエリオセル8cmに加えてエリオセル・ソフトを3cm使用したリバーシブル仕様となっています。
イル・マーレウィングと同様にどちらを上面にして使うかで、2パターンの異なった寝心地を体感することができます。
側生地は、メッシュ・ウィングと同様にサーキュレーションメッシュを採用しているので蒸れにくく快適な寝心地が期待できます。
こちらも洗濯可能です。
保証期間も10年の長期保証が付いています。
サイズ
※色は、ベージュ、ローズ、ブルーの3色から選ぶことができます。
価格
評価
このモデルも裏表で2パターンの寝心地が体感でき、体重が重めの方から軽い方まで対応可能です。
しかし、、価格はシングルサイズで45000円を超えてきます。同じような構造で特殊なカットを入れており、カスタマイズまでできるイル・マーレウィングより1万円以上も価格が高くなっています。
かつては硬さに迷っているならレオナルドの方を選んだ方が良かったのですが、現在は新しいモデルのイル・マーレウィングの方を購入した方がいい気がします。
DDウィング
芯材にエリオセルを10cm、エリオセルMFを2cmの計13cmと他の三つ折りマットレスと比べ一線を画す2層構造のマットレスで、このマットレスも2パターンの寝心地が体感できます。
側生地は、ジャガードキルトが使われており、細かい格子状の折り目ひとつひとつにふわりとした綿が入り、心地よい肌触りに仕上がっています。
もちろんこちらも洗濯可能です。
保証期間も安心の10年の長期保証が付いています。
サイズ
※DDウィングは色を選択することはできません。
価格
評価
構造的にみて、私がラグジュアリーモデルのマットレスで一番オススメだったフラッグ・FXを三つ折りマットレスで再現したようなモデルです。
価格はシングルサイズで55000円を超えますが、フラッグ・FXと比べると35000円以上も安くなっています。
余裕があれば間違いなくフラッグ・FXを選ぶべきですが、価格をできるだけ抑えたい、でもしっかりと腰痛も改善させたいという方はこのモデルを選ぶとかなりイメージに近い寝心地を手に入れられると思います。
フライニット ウィング
三つ折りマットレスの最新モデルです。中身はメッシュ・ウィングと全く同じですが、側生地には最新のランニングシューズなどに広く使われている強弾性素材を採用しています。ストレッチ性があり、シワができにくいのが特徴です。
保証も同じく10年保証。
サイズ
※色は、ブルー×ブラック、ホワイト×ブラック、グリーン×ブラック、ピンク×ホワイトの4色から選べます。(シングルのみウェブ限定でピンク×ブラックも選べます。)
価格
評価
三つ折りマットレスで最も色バリエーションが多い最新モデルなので、様々なデザインの部屋に合わせやすくなっています。
側生地にシワができるのが嫌、常にさらさらドライな感じが好きという方は非常にオススメですが、中身はメッシュ・ウィングと全く同じなので、こだわりがないのなら価格もメッシュ・ウィングの方が安いのでこちらを選ばれた方がいいかと思います。
以上が三つ折りモデルのラインナップです。
フローリングや畳の上に直接敷いて使うときの注意点
マニフレックスの芯材エリオセルは、先程述べた通り、非常に通気性に優れた素材です。ですがその性能を細かく見ると、空気や水を発散する「放湿性」よりも空気や水を効率よく吸収する「吸湿性」の方が優れた構造になっているのです。
つまり、睡眠時の汗をどんどん吸い取り過ぎて発散が追いつかず湿気がマットレスの裏側に溜まってしまうのです。
この状態でマットレスを敷きっぱなしにしておくとカビの発生からは逃れられません。
そもそも「マニフレックス」は元々イタリアの気候や住環境を研究して開発されたマットレスです。イタリアの気候というのは非常に空気が乾燥していますし、住居に関しても通気性の良い石造りが多く存在します。
そのため気候は多湿で、住居も機密性の高い家が多い日本においては、カビ対策は必須なのです。
是非参考にされてみてください。
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